小4の夏休み、我が家が見直した家庭学習について
今回の記事は、小学4年生の子どもの家庭学習を通して気づいた「勉強しているのに学力につながらない理由」について紹介します!!
毎日机に向かっているのに、テストの点数につながらない。宿題は提出しているのに、同じ間違いを何度も繰り返してしまう。
「うちの子は勉強が苦手なのかな」
「もっと親がサポートしないといけないのかな」
そう悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。我が家も同じでした。小学4年生の子どもは、毎日勉強しています。学校の宿題、公文の宿題、家庭学習、オンライン英会話。決して「勉強をしない子」ではありません。
それでも、今年受けた四谷大塚のテストでは、国語の文章問題、算数の文章問題ともに0点💦学校の学力テストでも、文章問題で大きくつまずいていました。そして夏休み、ある出来事をきっかけに、私は気づきました。大切なのは「どれだけ勉強したか」ではなく、
「何のために、その勉強をしているのか理解できているか」
ということでした。この記事では、教育現場で子どもたちを見てきた私が、親になって初めて気づいた家庭学習の難しさと、そこから始めた取り組みについて書いていきます。
- 小4の夏休み、我が家が見直した家庭学習について
- 結論|子どもの学力を伸ばすために必要だったのは「量」ではなく「理解する習慣」でした
- 小3頃から感じ始めた子どもの「説明する力」への違和感
- 友達との会話から気づいた「伝える力」の課題
- 国語だけではなかった。算数の文章問題でも同じ壁にぶつかった
- 四谷大塚のテストで見えた現実
- 公文で気づいた「できる」ではなく「定着する」ことの大切さ
- 夏休みに始めた「読解力」を育てる取り組み
- 「作者が伝えたいことを考える」という意味が伝わっていなかった
- 夏休みに分かった「早く終わらせたい」という気持ち
- 私が泣いてしまった理由
- その日の夜、子どもに変化がありました
- まとめ|親も子どもと一緒に学んでいく
結論|子どもの学力を伸ばすために必要だったのは「量」ではなく「理解する習慣」でした

先に結論からお伝えすると、我が家で一番大きな課題だったのは、勉強時間ではありませんでした。問題は、「終わらせること」が目的になっていたことでした。
子どもは毎日机に向かっていました。宿題も「やりたくない」と言って逃げるわけではありません。
「問題を解く」→「丸つけをする」→「間違いを直す」→「もう一度確認する」
という、本来必要な学習の流れができていませんでした。「勉強した時間」はあっても、「理解する時間」なっていなかったのです💦これは、決して我が家だけの問題ではないと思います。
教育現場でも、子どもたちは「終わらせること」に一生懸命になってしまうことがあります。私自身、講師としてそのような姿を何度も見てきました。でも、我が子のことになると、冷静に見ることが難しくなるものだと今回実感しました。
小3頃から感じ始めた子どもの「説明する力」への違和感
子どもに対して、少しずつ違和感を持ち始めたのは小学3年生頃でした。学校から帰宅すると、

今日学校でどんなふうに過ごしてきた?
と聞くことがあります。すると子どもなりに話してくれるのですが、聞いている私は、「結局、何があったのかな?」と思うことが増えていきました。本人は一生懸命説明しています。しかし。。。
- いつ
- どこで
- 誰と
- 何をして
- どう感じたのか
という順番が整理されていないのです。
例えば、

今日は休み時間に〇〇ちゃんがいて、その前に先生が言ってたんだけど、でも給食の時に。。。
というように、出来事が混ざって話をしていることが多く、私も正直「いったいこの子は何が言いたいのかしら?」っと戸惑うことがありました💦
ある出来事をきっかけに、これは単なる話し方の問題ではなく、物事を整理して理解する力にも関係しているのではないかと感じるようになりました。
友達との会話から気づいた「伝える力」の課題

子どもの友達が家に泊まりに来た時、子ども同士で少し口論なったことがありました。私は、

お互い自分の思いを一人ずつ話してみたら?
と伝えました。相手のお子さんが話している内容は、私にも理解できました。
「こういうことが嫌だったんだな」
「こう伝えたいんだな」
ということが分かります。しかし、わが子の番になり、

あなたはどう思ったの?何を伝えたいの?
と聞いても、なかなか言葉が出てきません。やっと話し始めても、聞いている側には内容が伝わらない状態でした。
お友達:「○○ちゃんは、こういうことが言いたいの?」と確認してくれました。
子どもは🍀:「違う」と言って泣いてしまいました💦
その時、私は間に入り、

ゆっくりでいいから、自分が何を伝えたいのか説明してくれるかな?
と話しました。しかし、それでもなかなか言葉になりませんでした。後日、その時のことを笑いながら話した時、
お友達:「でも、あの時〇〇ちゃん、何を言いたいのか分からなかったよ」と言いました。
その言葉を聞いた時、「私も同じことを感じていた」と気づきました。
国語だけではなかった。算数の文章問題でも同じ壁にぶつかった
子どもの苦手は国語だけではありませんでした。算数でも、文章問題になると急に正答率が下がります。例えば、
「全部でいくつありますか?」
「残りはいくつですか?」
という問題でも、文章から状況を読み取る必要があります。
しかし子どもは、
「これは足し算?」
「引き算?」
「掛け算?」
「割り算?」
という判断で迷ってしまいます。計算方法を知らないわけではありません。計算問題なら解けることも多いです。でも文章から、「何を求められているのか」を読み取る部分で止まってしまうのです。
四谷大塚のテストで見えた現実

塾には通っていませんが、現在の学力を知るために四谷大塚のテストを受けてみました。
結果を見た時、正直ショックでした。
| 教科 | 結果 |
|---|---|
| 国語文章問題 | 0点 |
| 算数文章問題 | 0点 |
| 計算問題 | 大きな問題は少ない |
また、学校の学力テストでも、回答を見ることができたのですが、国語は最後まできちんと書いていました。白紙ではありません。一生懸命考えて書いたことは伝わりました。
でも、抜き出している部分が本文の違う場所だったのです。「答えを書けない」のではなく、
「何を聞かれているのか理解できていない」
ということに気づきました。ここから、我が家では夏休みに本格的に読解力を見直すことになります。
公文で気づいた「できる」ではなく「定着する」ことの大切さ
子どもの学習について、もう一つ以前から気になっていたことがあります。それは、公文で何度も同じことを指摘されていたことです。子どもは小学3年生の夏休みから、公文英語を始めました。
きっかけは、英検3級を目標にしたいと思ったことでした。ただ、英語の力を伸ばすためには、読む・聞く力だけではなく、書く力も必要です。
そこで、オンライン英会話と合わせて、公文で英語を書く練習もしていこうと思いました。もともと子どもは、2歳頃から小学1年生の最初頃まで、公文の国語と算数にも取り組んでいました。
しかし、私立小学校の宿題も多く、先取り学習も子どもには負担が大きかったため、一度やめることにしました。そして現在、英語で再スタートしています。
【内部リンク候補】
「我が家がオンライン英会話を始めた理由・英語学習の取り組みについてはこちらの記事で紹介しています」
そんな中、公文の先生から何度か同じ内容のお話をいただきました。
公文の先生:「一枚一枚を丁寧に取り組んでください」
ということです。以前も、同じ教材を4周しているけれど、小さなミスが続いていると言われました。そして今回も、
公文の先生:「5周目になりますが、まだ定着していない部分があります」
というご連絡をいただきました。そのため、もう一度レベルを戻して、基礎から確認することになりました。私はこの言葉を聞いた時、

先生も、私と同じところを見てくださっているんだ
と思いました。問題は、できないことではありません。理解していないまま、先へ進もうとしていることでした。
夏休みに始めた「読解力」を育てる取り組み
学校の先生:「夏休みはぜひ本を1冊でも読んで、お母さんがどんな内容だったか聞いてあげてください」と言われました。
もちろん、本を読むことは大切です。でも、今の子どもの状態を考えると、ただ読むだけでは足りないのではないかと感じました。そこで、この夏休みは斎藤孝さんの小学校低学年向けの音読教材を購入しました。
【紹介候補】
「我が家で読解力を育てるために使い始めた教材です」
取り組み方はシンプルです。
文章や詩を読んだ後に、
- 誰が(何が)
- 何をした
- どうなった
- 作者は何を伝えたかったのか
を考えて書くというものです。そして最後に、「この文章を読んだことがない人が、あなたの文章だけを読んでも、どんな内容だったのか想像できるように書いてみよう」と伝えました。
しかし、最初に子どもが書いた文章を見て、私は驚きました。正直、何について書いているのか分からなかったのです💦
「作者が伝えたいことを考える」という意味が伝わっていなかった
私は以前から、「本を読む時は、ただ文字を追うだけではなく、作者は何を伝えたいのかな?と考えながら読んでみよう」と何度も伝えていました。
でも、ある日、

ママが言ったことを、もう一回自分の言葉で説明してみて

ママが、私が読んだ本の内容を言ってってこと?

そうじゃなくて。。。
と何度も説明しました。作者が伝えたいこと。文章の中で一番大切な部分。その意味を理解してほしかったのです。しかし、何度説明してもなかなか伝わらず、子ども自身もできないことに苦しくなったのか、泣いてしまいました。
その時、「もしかすると、私が当たり前だと思っていることが、子どもにとってはまだ難しいことなのかもしれない」と思いました。
夏休みに分かった「早く終わらせたい」という気持ち

そして、もう一つ大きな出来事がありました。夏休み、私は子どものために学習計画を作りました。
学校の宿題・家庭学習・公文・オンライン英会話
毎日何をするか分かるように、チェック表も作りました。私は塾に通わせているわけではありません。だからこそ、家庭でできることはしっかりサポートしたいと思っていました。家庭環境が変化する中でも、子どもの教育環境だけは守りたい。そう思って、仕事や家事との両立をしながら準備していました。
しかし、ある日、算数のノートを確認した時に違和感がありました。全部100点だったのです。もちろん、最初は、「頑張ったんだな」と思いました。でも、文章問題も全て100点。少し疑問に思い、

間違えたところは、もう一度解いたの?

うん
でも、ノートを見ると、やり直した形跡がありません。そこで、もう一度同じ問題を解いてもらいました。すると、できない問題がありました。そこで初めて、「答えを見て丸をつけていた」ことが分かりました。
私が泣いてしまった理由

その時、私は子どもを責めたい気持ちではありませんでした。ただ、悲しくなりました。なぜなら、私は子どもが理解できるようにと思って、一生懸命準備していたからです。
学習計画を作ったこと。
教材を選んだこと。
毎日の流れを考えたこと。
全部、子どものためでした。
だから、「頑張っていると思っていたけれど、目的が伝わっていなかったんだ」ということが悲しかったのです。しかし、落ち着いて考えると、子どもの気持ちも分かりました。
毎日やることが多い。
早く終わらせて好きなことをしたい。
でも、サボりたいわけではない。
ただ、「終わらせること」が一番になっていたのだと思います。
その日の夜、子どもに変化がありました
公文から帰宅した後

答えを見てしまったから、もう一回やり直すよ
と言いました。そして、ご飯を食べた後も、自分から机に向かい、夜までやり直しをしていました。もちろん、これですぐに全てが変わるわけではありません。
でも私は、この姿を見て少し安心しました。大切なのは、「間違えないこと」ではなく、「間違えた時に、どう向き合うか」なのだと思いました。
まとめ|親も子どもと一緒に学んでいく
今回のことで、私は改めて感じました。子どもの学習で大切なのは、教材の量でも、勉強時間でもありません。
一番大切なのは、
「なぜ勉強するのか」
「何を理解するために取り組んでいるのか」
を少しずつ身につけていくことだと思います。教育に関わる仕事をしてきた私でも、我が子のことになると感情的になってしまいました。
「どうして分からないの?」
「何度言ったら伝わるの?」
と思ってしまうこともあります。でも今回、子どもも子どもなりに頑張っていたことに気づきました。
同じように、
・毎日勉強しているのに伸びない
・宿題はするけれど定着しない
・国語の文章問題が苦手
・子どもへの声かけに悩んでいる
そんな保護者の方へ。
すぐに結果が出なくても、一つ一つ理解する力を育てていくことが、きっと将来につながると信じています。我が家もまだ途中です。これからも子どもと一緒に、学ぶ姿勢を育てていきたいと思います。
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