婚姻費用調停をすることになり、弁護士をつけるべきか悩んでいる方。
また、すでに弁護士に依頼したものの、
「弁護士さんにお願いしたから、あとは全部任せて大丈夫なのかな?」
「自分は何をしておけばいいのだろう?」
「調停までの期間、どのように準備すればいいの?」
と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
私自身、婚姻費用調停の途中から弁護士さんに依頼しました。相手側にはすでに弁護士がついており、自分一人で調停に向き合うことの難しさを感じたことが、依頼を決めたきっかけでした。
弁護士の先生がいてくださったことで、調停の場で冷静に話を整理してもらえたり、法律的な視点から支えていただけたりと、「依頼して良かった」と感じる場面はたくさんありました。
一方で、実際に経験して初めて気づいたこともあります。
それは、
「弁護士をつけたから安心、ではなく、自分自身も主体的に関わることが大切だということ。」です。
今回の記事では、私が婚姻費用調停を経験する中で学んだ、
- 弁護士をつけて良かったこと
- 弁護士に依頼した後でも自分で確認すべきこと
- 調停で不利にならないために準備しておきたいこと
- 弁護士との上手な付き合い方
- これから婚姻費用調停を迎える方へ伝えたい心得
について、実体験をもとにお話ししていきます!!
これは決して弁護士さんを否定する記事ではありません。
私自身、弁護士さんの存在があったからこそ、精神的にも法律的にも支えていただけたと感じています。ただ、自分や子どもの未来に関わる大切な手続きだからこそ、「お願いしたから大丈夫」ではなく、「専門家と一緒に、自分自身も状況を把握しながら進めていく」という意識が必要だったと感じました。
これから婚姻費用調停に臨む方が、少しでも不安を減らし、後悔のない準備ができるように、私の経験をお伝えしていきます。
弁護士をつけたことで、調停への向き合い方が変わった

私は婚姻費用調停の途中から弁護士さんに依頼しました。詳しい経緯は過去の記事でも書いているため、今回は簡単に触れます。
最初の調停では、私は一人で参加しました。一方で、相手側には弁護士さんがついていました。その状況で感じたことは、「同じ話し合いでも、専門家がいるかどうかで安心感が全く違う」ということでした。
調停では、自分では冷静に話しているつもりでも、相手から予想していなかった主張をされたり、過去の出来事について違う見方をされたりします。その時に、自分一人で全て整理しながら対応するのは、とても難しいことでした。
弁護士さんにお願いしてからは、
- 法律的な視点で整理してもらえる
- 調停で話すべきポイントを戻してもらえる
- 感情的になりそうな場面でも冷静になれる
という安心感がありました。
実際、前回の調停では話が夫婦間の感情的な話に広がってしまった時、私の弁護士さんが婚姻費用の話へ戻してくださいました。これは、自分一人では難しかったと思います。
弁護士をつけることには、費用面で大きな決断が必要です。私自身も、専業主婦期間が長く、現在はアルバイトを始めたものの、収入はまだ限られています。それでも、「子どもの生活を守るために必要な費用」だと思い、依頼を決めました。
だからこそ、弁護士さんにお願いしたこと自体は間違っていなかったと思っています。
まさかの夫に弁護士がついていた一回目の調停の様子はコチラ👇

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でも「お願いしたから大丈夫」ではなかった
私が大きく考え方を変えるきっかけになった出来事があります。それが、児童手当の受給者変更についてです。
初回の調停で、児童手当について話し合う機会がありました。
それまで私は、市役所にも何度も足を運んでいました。しかし、当時は離婚調停も始まっておらず、自治体からは、「相手方から変更手続きをしてもらう必要がある」という説明を受けていました。
夫婦間で話し合える状態であればお願いできたのかもしれません。でも、私はすでに夫婦だけで話し合うことの難しさを感じていたため、婚姻費用調停という場を選びました。
その後、調停の場で相手側から、「必要な情報をいただければ手続きを進めます」と言っていただきました。私は安心しました。
必要な情報は自分の弁護士さんにも伝え

「早急に相手方へ送ってください」
とお願いしました。ところが、数か月後になっても、私の口座に児童手当が入っていませんでした。確認していただいたところ、必要書類がまだ相手方へ送られていなかったことが分かりました💦
その時の気持ちは、正直、とても複雑でした。

「なぜ確認しなかったのだろう」
「お願いしたから大丈夫だと思っていた」
という思いがありました。もちろん、弁護士さんにも多くの案件があります。一人でたくさんの依頼者を抱えながら仕事をされています。だからこそ、私はこの経験を、「弁護士さんが悪かった」というだけで終わらせたくありませんでした。
私自身も、「依頼したから終わり」と思ってしまっていた部分があったからです。この出来事から、
自分の人生に関わる大切な手続きだからこそ、自分自身も進捗管理をする必要がある
と強く感じました!!
弁護士に依頼した後、確認しておきたいこと

私自身の経験から、これから弁護士さんに依頼する方には、以下の点を意識してほしいと思います。
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 次回調停までに何をする予定か | お互いの認識を合わせるため |
| 相手方への連絡状況 | 手続きが止まっていないか確認するため |
| 提出資料が届いているか | 大切な証拠や書類を確実に届けるため |
| 自分が準備すべきこと | 調停で伝える内容を整理するため |
弁護士さんは法律の専門家です。でも、私自身の生活状況や子どものことを一番理解しているのは私です。だからこそ、
「先生に全部お願いします」ではなく、
「先生と一緒に進めていく」という気持ちが大切なのだと思いました。
弁護士をつけたことで出された宿題一式はコチラ👇(自分では作り上げることができなかった主張文公開)

調停では「相手の主張だけを残さない」ことも大切
婚姻費用調停を経験して、もう一つ強く感じたことがあります。それは、
調停では、自分の考えや事情を「伝えたつもり」ではなく、相手に伝わる形に整理することが大切だということです。
私の場合、前回の調停では、夫側から夫婦関係についての話が多く出ました。
例えば、
「妻が私立小学校に通わせたいと言った」
「自分は妻の希望に寄り添っただけだった」
「習い事について聞いていなかった」
「自分は家庭の中で蚊帳の外だった」
というような内容です。
もちろん、夫側にも夫側の感じ方や言い分があるのだと思います。調停は、一方だけの意見を聞く場所ではありません。ただ、私は後から振り返って思いました。

「もし私が何も説明しなかったら、調停員さんには夫側の話だけが印象に残ってしまうのではないか」
そこで大切だと感じたのが、感情で反論するのではなく、事実を整理して伝えることでした。例えば、私立小学校についても、私の認識の中では、夫が「教育環境は大事だから、私立小学校にいかせてはどうだ?」と何度も、子供が小さなうちから言われておりました。私は、当初は小学校に関しては、費用も掛かるので、公立小学校を考えていたので、夫とは意見の食い違いが💦
それでも、子どもの将来を考えたうえで選択し、夫の意見もいちりあるなとおもい、私立小学校に行かせることに賛同。もちろんお家での学習サポート全般はママが中心になるので、行くと決めたからには、私も腹をくくり、必死に子供の学習サポートをしてきました。また中学受験も視野に夫婦で決めたことです。
実際に、
- 私立中学校の見学会を夫自身が申し込んだ資料
- 子どもの入学式に参加した写真
- 運動会や授業参観に参加した記録
など、事実として残っているものがあります。「言った、言わない」の話になると、どうしても感情のぶつかり合いになってしまいます。だからこそ調停では、
「私はこう思っています」だけではなく、「このような事実があります」
と伝える準備が必要なのだと学びました。
弁護士との関係で大切なのは「遠慮しすぎないこと」

今回、弁護士さんとのやり取りを経験して、私自身が反省したことがあります。
それは、「忙しい先生だから申し訳ない」と思いすぎてしまったことです。弁護士さんは、多くの案件を抱えています。それは理解しています。だからこそ、こちらから何度も確認することに遠慮がありました。
でも、今回改めて感じました。
弁護士費用を支払い、自分と子どもの生活を守るためにお願いしている以上、必要なことを確認するのは当然のことです。遠慮することと、信頼して任せることは違います。私が今意識していることは、「先生に任せています」ではなく、「先生と情報を共有しながら、一緒に進めています」という姿勢です。
ある意味、遠慮を取り払ったことで、私は次回の調停でこんなことを主張したいとか、また夫に今すぐこの手続きをお願いしたいので、夫側の弁護士さんとなるべく早く掛け合ってください、など、遠慮なく言うことにしました。
そして、その都度、進捗状況も弁護士さんのほうからご連絡をください。どんな小さなことや、また動きがないなら動きがないことも、伝えてほしいと、お伝えしました。円滑に調停の準備をしていくには、やはり言葉できちんと伝えていく必要があると改めて実感。
私のこの遠慮がなくなったことで、弁護士さんも、私が今すぐ返事が欲しいんだということをわかってくれたからか、その日からすぐに夫側の弁護士さんに連絡をしてくださったり、状況も教えてくださるようになりました。
弁護士選びで感じたこと|大切なのは性別よりも相性と視点
今回、私は男性弁護士、女性弁護士、それぞれの視点から感じることがありました。私は、女性だから必ず良い、男性だから分からない、とは思っていません。
ただ、親としての経験や人生経験が、言葉の受け取り方に影響することはあるのかもしれないと感じました。相手側の弁護士さんから、子どもの情報を提出する場面で、「離婚調停が始まった状況で、必要以上の情報を相手に渡すことになるのであれば、ご自身で手続きをされたほうが安心かもしれません」という配慮を感じる言葉をいただいたことがありました。
もちろん、相手側の代理人です。でも、その中でも子どものことを考えてくださっていると感じる瞬間がありました。
一方で、私の弁護士さんは男性で、お子さんもいらっしゃいます。男性としての視点から、
「相手はこのように考えている可能性があります」
「支払う意思が薄いように見えます」と客観的な意見をくださることがあります。
自分では夫の言葉に傷ついたり、怒りが湧いてしまうことでも、第三者から冷静に伝えられることで、「では、感情ではなく事実と証拠で向き合おう」と思えることもありました。
弁護士選びで大切なのは、男性か女性かだけではなく、
- 自分の話を理解してくれるか
- 必要なことを伝えてくれるか
- 冷静な視点を持っているか
- 自分と相性が合うか
なのだと思います。
婚姻費用調停で後悔しないために|私が学んだ5つの心得
最後に、今回の経験から私が感じたことを5つにまとめます。
| 心得 | 私が感じたこと |
|---|---|
| ① 弁護士をつけても任せきりにしない | 進捗確認は自分からすることが大切 |
| ② 疑問は遠慮せず聞く | 人生に関わることだからこそ確認する |
| ③ 証拠は日頃から整理する | 感情より事実が調停では大切 |
| ④ 相手の主張には冷静に向き合う | 反論ではなく事実を伝える |
| ⑤ 子どもの生活を守る軸を忘れない | 調停中でも親としてできることを続ける |
調停前・調停中に確認したいチェックリスト
これから婚姻費用調停を迎える方は、ぜひ意識してみてください。
□ 次回調停までに何をするか確認した
□ 弁護士へ渡した資料の確認をした
□ 相手方への連絡状況を確認した
□ 自分の主張を証拠と一緒に整理した
□ 調停で話したいことを優先順位でまとめた
□ 感情ではなく事実で説明できる準備をした
調停中でも、子どもの未来は止めたくなかった

私は教育ブログも書いています。だからこそ、どんな状況でも子どもの教育だけは諦めたくありませんでした。婚姻費用調停、仕事、ブログ、家事、学校や習い事の送迎。正直、心も体も限界に近いと感じる日もありました。
それでも、子どもの日常だけはできる限り守りたいと思っていました。調停のことで頭がいっぱいになる日もありましたが、子どもの成長は待ってくれません。
子どもの学びに向き合う時間は、私自身が前を向く力にもなっていました。親が大変な状況でも、子どもには子どもの人生があります。その人生を守るために、私はできることを一つずつ続けています。
まとめ|弁護士は「任せる人」ではなく「一緒に進む人」
婚姻費用調停は、精神的にも体力的にも大きな負担があります。弁護士をつけることは、とても大きな決断です。でも、弁護士をつけたからといって、すべてを手放してしまうのではなく、
自分自身も状況を理解し、主体的に関わることが大切です。
今回の経験を通して、私は、
「自分の人生に関わることは、自分自身が責任を持って向き合う」ということを学びました。
弁護士の先生は法律の専門家です。でも、私と子どもの人生を一番考え、守ろうとできるのは私自身です。
これから婚姻費用調停に臨む方へ。
不安になることも、迷うこともあると思います。それでも、準備をすること、確認すること、声を上げることは、必ず自分と子どもの未来を守る力になります。
婚姻費用が支払われなくなったり、また突然減額されたりなど、私と同じような状況になってしまった方は、婚姻費用調停というものに、すぐ申し立てをすることが良いのかなと思っています。
申し立てをしたその月から、婚姻費用の請求が可能になりますし、ご夫婦で話し合いができるならばもちろん話し合いで解決することがベストだと思います。しかし、今このブログに来てくださっている方のほとんどが、きっともう話し合える状況ではないと判断された方が多いのではないかと思っています。
同じように悩んでいる方の小さな支えに、このブログがなれば嬉しいです🍀
婚姻費用調停を申し立てた時から2回目の調停が終了するまでの「まとめ記事」👇


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